特色と医療サービスdistinguishing characteristic
■消化器疾患の専門外来
30数年に及ぶ消化器専門医の経験を生かし、最新鋭の機器を使用した消化器内視鏡検査や腹部超音波検査も随時実施しながら、迅速で適切な診療を行います。通常のCT検査は隣接する「やなせ内科呼吸器科クリニック」の装置を使用し、実施していますが、必要があれば、聖隷三方原病院のオープン検査を利用してさらに高機能のMRIやCTなどの検査も直接予約し、実施して頂けます。
入院治療が必要な場合は、院長が長年勤務していた聖隷三方原病院へ紹介し、必要であれば院外主治医として「共同診療」も行い、入院中の診療上の相談にも応じています。
また、患者さんの希望する病院へも紹介することができます。
■糖尿病の診療と療養指導
膵疾患や肝疾患に伴う糖尿病が多いことから、消化器疾患の診療とともに糖尿病の診療を長年続けてきた経験を生かし、糖尿病の診療も積極的に行っています。来院時診察前に、検尿（尿中アルブミンも含め）、血糖、HbA1cなどは院内検査で直ちに結果をだしますので、安心して診療を受ることが出来ます。 糖尿病の治療は、日常生活上の食事と運動の注意が基本であることから、食事療法と運動療法を重視して診療を進めています。特に、当院では管理栄養士を配置して、栄養指導を積極的に進めながら、糖尿病などの生活習慣関連病の診療を行っています。
■消化器心身症と漢方診療
昔から「胃は心の鏡である」と云われているように、ストレスに満ち溢れた現代の厳しい生活環境の中で、胃や腸は痛めつけられており、神経性胃炎なども含めた消化器心身症は増加傾向にあります。
消化器疾患の中でも消化器心身症などは、東洋医学の理念でもある心と身体は一つであるという「心身一如」の医療、すなわち全人的な医療が大切になります。当院では、患者さんとの対話を重視しながら、漢方療法も併用し過敏性腸管症候群や神経性胃炎など消化器心身症の診療に取り組んでいます。
■胃がん検診と内視鏡的治療
約35年5万件におよぶ内視鏡検査の経験を生かし、鎮静剤なしでも、安心して出来る内視鏡検査を行っていますので、検査を受けながら自分の胃腸の中を患者さん用のモニターでリアルに見ることができます。また、画像ファイリング装置により検査終了後直ちに内視鏡画像を見ながら検査結果の説明が受けられます。 当院ではオリンパス製電子内視鏡システムを採用し、上部消化管内視鏡（胃カメラ）と大腸内視鏡、生体情報モニタ装置、最新の高周波手術装置を備え内視鏡による治療も行っています。さらに、最新の内視鏡洗浄消毒装置を備え感染防止を図っています。また、一部の早期胃癌では、日帰り内視鏡的切除術も行っています。
■栄養相談と栄養指導
「医食同源」という言葉があるように、病気の治療にあったって食事が大切なことは、昔からいわれています。
当院には管理栄養士が勤務しており、糖尿病をはじめとする生活習慣関連病の栄養指導実施して、食生活を十分に見直しながら治療をしています。
また、料理教室などのイベントも行われ、患者さん同士の交流も図られております。
■予約診療
完全予約制ではありませんが、少しでも待ち時間が少なくなるように一部予約制にしています。但し、医師一人の診療ですので、患者さんの病状により診療時間が延長することや救急の患者さんの処置で診療時間がずれ込むことがありますことをご了承ください。
